ホーム  >  美し国 三重県
県庁所在地
津市
(Tsu-shi)
面積

5,777.31km²

総人口
1,790,439人
(推計 2018年11月1日現在)
市町村数
29
隣接都道府県
愛知県 岐阜県 滋賀県 
京都府 奈良県 和歌山県
食材・名産品
松阪牛、伊勢えび、伊賀牛、 牡蠣、南紀みかん、あわび、伊勢茶、 ひのき、伊賀焼、萬古焼、伊勢木綿、松阪木綿、熊野地鶏、伊勢型紙、伊勢うどん、あおさ、真珠、ひじき、あのりふぐ
主な出身著名人
  • 小津安二郎 (映画監督/松阪市)
  • 市川崑 (映画監督)
  • 高畑勲 (映画監督/伊勢市)
  • 江戸川乱歩 (作家/名張市)
  • 松尾芭蕉 (俳人/伊賀市)
  • 本居宣長(国学者/松阪市)
  • 瀬木直貴(映画監督/四日市市)
  • 林家菊丸(落語家/四日市市)
  • 桂 文我(落語家/松阪市)
  • 河村瑞賢(政商・事業家/度会郡)
  • 金崎夢生(サッカー選手/津市)
  • 山口 蛍(サッカー選手/名張市)
  • 浅野拓磨(サッカー選手/菰野町)
  • 徳真鵬元久(大相撲力士/松阪市)
  • 千代の国 憲輝(大相撲力士/伊賀市)
  • 土性沙羅(女子レスリング選手/松阪市)
  • 野口みずき(元女性陸上競技選手/伊勢市)
  • 水田わさび(声優/伊賀市)
主なイベント
  • 伊勢神宮式年遷宮
  • 伊勢志摩サミット2016
伊勢神宮

伊勢神宮

常若の聖地 「伊勢神宮」。
旧くは飛鳥時代より続く「式年遷宮」は
2013年で第62回目を迎えました。
20年に一度 新しい社殿に遷り永遠の若々しさを保ち、
繁栄と平和を祈ります。

【式年遷宮とは】

伊勢神宮で最大の神事で、約1300年にわたって続けられています。神宮には内宮・外宮それぞれ東西に同じ広さの敷地があり、20年に一度社殿を新しく造り替えるとともに、神様の御装束・神宝も新しくし、大御神様に神殿へお還りいただきます。式年遷宮の"式年"は定められた年限を、"遷宮"とは新しいお宮を造って大御神様にお遷り願う事を意味します。2013年10月2日は内宮で、10月5日には外宮にて式年遷宮のクライマックスである「遷御の儀」が営まれました。第63回式年遷宮は2033年に予定されています。

【20年に一度行われる理由】

20年を人生の1つの区切りと考えられていたことや、正殿建て替えの技術を伝承する上で20年という期間が最適だったこと、神々を祀る建物の清浄さを保つ制限が20年とする神道の考えと考えられています。また 社殿耐久性説、技術伝承説、常若説など、諸説存在しています。

【一般人でも参加できる行事】

式年遷宮の中で一般参加できる行事は、用材を両宮に曳き入れるため 2ヶ月に渡って行われる「お木曳き行事」と、完成した正殿に敷く"白石"を奉献する「お白石持ち行事」があります。それぞれ伊勢市の「無形民族文化財」に指定され、旧神領民や参拝者が奉献しています。
熊野古道(世界遺産)

熊野古道
(世界遺産)

世界遺産「熊野古道」。
伊勢と熊野を結ぶいにしえの参詣道。
"すべての祈りの道は熊野本宮大社に通ず"と言われ、
古の多くの人々が目指して歩いた「祈りの道」です。

【熊野古道とは】

世界遺産に登録の「熊野参詣道」は、田辺から熊野本宮に向かう「中辺路」、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう「大辺路」、高野山から熊野本宮へ向かう「小辺路」から成ります。お伊勢参りを終えた人々は白装束に着替え、熊野三十三カ所巡りに向かっていきました。伊勢路は、尾鷲ヒノキが広がる森に美しい石畳や熊野古道を代表する峠「馬越峠」が点在。古道らしい神聖な雰囲気を体感できる「パワースポット」として近年注目されています。また「道」が世界遺産として登録されることは珍しく、現在は、スペインとフランスの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」と熊野古道「紀伊山地の霊場と参詣道」、次いで2014年に登録された「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の4カ所が、「道」の世界遺産として名を馳せています。

"うまいもん"の宝庫

はるか続く海岸線や山岳地帯、
盆地など多彩な地形をもつ三重県。
「伊勢えび」「松阪牛」「あわび」など
多くの特産品をもつ"うまいもん"の宝庫です。

【伊勢えび・松阪牛・あわび】

三重県の「県魚」であり、「長寿」と「武勇」の象徴である伊勢えび。プリプリとして独特の甘みを持つ伊勢えびは、伊勢湾の恵みの象徴です。

松阪牛は松阪を中心とした肥育農家が、未経産の雌牛を我が娘のように手塩にかけて育て上げ出荷しています。柔らかでキメの細かい肉質と、美しいサシが入った肉の芸術品です。

心地よい食感。鮑そのものの弾力を大切にしながらも柔らかく仕上げ、甘味を加えない秘伝の醤油ダレが鮑の上品なうまみを最大限に引き立て、かむほどに磯の香りが口いっぱいに広がります。
伝統工芸

伝統工芸

職人技が光る「伝統工芸」。
三重の温暖で豊かな自然と、
文化的・歴史的蓄積に育まれ、
日常生活と密着して育まれてきました。

【伝統工芸品】

尾鷲ひのきを使用した尾鷲わっぱ、伝統的な織り方を守り続ける伊勢木綿、松阪木綿。他にも鈴鹿墨、伊勢春慶、伊賀組紐、伊賀焼、萬古焼、伊勢形紙など、深い歴史と恵まれた自然により生み出された作品たち。職人が想いを込めて丁寧に作り上げた製品は、ずっと大切に使いたい一生モノです。
伊勢志摩サミット

伊勢志摩
サミット 2016
G7 Ise-Shima Summit

2016年5月26日、27日に伊勢志摩サミットが
開催され、世界からも大注目。
伊勢志摩地域は、古代、朝廷の食材を献納する国という意味から
「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれています。

【伊勢志摩サミット】

志摩は、古代、朝廷の食材を献納する国として「御食つ国」と呼ばれています。その大自然からの恩恵を受けた、海の幸も豊富な「賢島」で首脳会議、G7伊勢志摩サミットが開催されました。世界に向けて、三重県で育まれたおもてなし、感謝の心をはじめ、歴史と文化、食と産業などの多様な魅力を発信する機会となりました。

【賢島】

伊勢志摩サミット開催地である賢島は、志摩半島の英虞湾に浮かぶ一番大きな有人島です。真珠養殖の発祥の地としても知られています。鮮やかな青色に魅了される英虞湾に浮かぶ真珠筏や、美しいリアス海岸を眺めることができます。

【伊勢志摩国立公園】

三重県中央部に位置する志摩半島をはじめとし、伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町を区域とする国立公園です。サミット開催地として選ばれた理由のひとつとして、「日本の原風景ともいえる美しい自然があること」とあげられています。伊勢志摩の自然と文化は、国内外から大きな注目を集めています。